www.e-tkb.com(時計美術宝飾新聞社)は、業界のより良い商品開発と販売に資することを目的に、多様化する消費者意識・行動をWEBアンケートで定期的に調査している。昨年秋に行なった調査は、時計に関する極めて基本的な「時計の着用シーン」「時計購入時のポイント」を聞いた。
この調査はセイコーウオッチ鰍フ協賛があり、「ルキアのフェイスブック」についてもあわせて聞いた。 
回答は414人(男性174人、女性240人)で、13歳から77歳まで幅広い年齢層からあった。。

 「腕時計の着用シーン」は、▽オフィス▽ショッピング▽デート▽アウトドア▽旅行▽休日、の6シーン(複数回答可)をあげて選んでもらった。それぞれの男女別の割合はグラフの通り。 オフィスの男女とも6割弱は意外と少ない感じで、ショッピングや旅行でも5割から6割前後にとどまる。逆に休日でも4割は時計を着けているのかとの印象だ。
デートの3〜4割、アウトドアの3割は、時間を気にしないで楽しみたい? いずれにしても、時刻を知る装置は仕事場にも街中にも多々あり、また、携帯電話などの所持が当り前の状況を反映しているのか。

「腕時計購入時のポイント」は、▽ブランド▽デザイン▽価格▽電波受信機能▽ソーラー充電機能▽クロノグラフ▽素材▽サイズ▽色味▽バンドタイプ▽耐衝撃性▽見やすさ、の12ポイント(複数回答可)をあげて選んでもらった。それぞれの男女別の割合はグラフの通り。

 男女ともに大きな差はなく概ね同じような結果だ。圧倒的に多いのがデザインで、男性は8割、女性は7割を超えている。次いで価格がともに5割強、ブランドがともに4割あたり、見やすさも3割から4割。色味をあげたのが男性で3割、女性で4割あり、「時計を楽しんで着ける」といった流れがみてとれるといえよう。

 回答に添えられたコメントには「洋服とのコーディネートを特集して欲しい」「年代別、シーン別の人気時計を知りたい」「デザインを楽しみ、TPOに合わせて使い分けたい」「時計のデザインや機能を一覧にした情報が欲しい」など、ファッションとして時計を捉えているものも多い。

 また、「文字盤が見やすく、ひと目で時刻が分かる腕時計が一番です」「年代別のお勧め時計が知りたい」「小学生など子ども向けの時計はありますか」、さらに「今の消費者の時計にかける金額が知りたい」「時間の大切さを説くコラムを」「時計を選ぶときに、自分にどれが合っているのか客観的に知りたい。チャートのようなものがあれば選びやすい」など、時計に対する関心は高いものがある。

 このアンケートで見る限り、ルキアのフェイスブックを見た人は男女ともに半数以下だ(男性=はい32%・いいえ68%、女性=はい40%・いいえ60%)。

「普段はまったくフェイスブックを利用しないので、今回初めて見た。原色ピンクのルキベアちゃんが、とても目をひきました」「可愛い写真がたくさん掲載されていますね」「女性らしさの腕時計、参考になりました」「キャラクターが可愛いので癒されます」「洗練されたサイトで、見ていて感動した」と好評価の声。 「とても見やすくて親しみやすいです」「内容が分かりやすく見やすい」「製品の分かりやすい情報を率直に発信しているところが好き」「読みやすく、情報量もいい」「最新情報が手に入るので、とても便利です」「実際にお店に行ってルキアもルキベアも見てみたくなった」としっかり捉えられている。 

一方、「期日限定のキャンペーンなどでお得なものがあると嬉しい」「ルキアの映っているシーンなど一般応募のフォトコンテストをフェイスブックでキャンペーンしてほしい」「パソコン向けと同時に携帯端末向けのものがあると嬉しい」「もうちょっと派手でもいいかな。落ち着いているとも取れるが、せっかくいい商品なのに少し地味なのは残念です」などの要望があり、「ルキベアは可愛いけど、内容には興味が持てない」という人もいる。
 

時計美術宝飾新聞社調べ




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