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今更なんですが、時計は「時を知るためだけの物」ではありません


写真:近畿時計宝飾眼鏡小売組合連合会主催の「第3回時計のある風景・写真コンテスト」


一方、時計はいらない、着けたくないという人も、今回のアンケートでみる限り2割はいるのです。これまた、時間に振り回されたくない、暑い時期は着けるのが苦痛、そして同情しますが、多汗で手首が不快になる、などなど。そして最も分かりやすいのが、必要ないという人、その多くはケイタイがあるからと。
時計はいまさらいうまでもなく、時刻を知るための道具だけではないのです。自己表現云々はおくとしても、時計そのものを楽しむ世界もあるのです。その精密さに驚きを覚え、そのデザインに感動し、そのストーリーに想いを馳せ、その時計を持つことに喜びを感じる、そうした部分も時計にはあるのです。だとしたら、あのわずかなスペースの中で、様々なイマジネーションを呼び起こすものであれば、時計にはこれまで以上の可能性があるのではないでしょうか。



選ぶポイントで「ブランドもの」が4位に


時計の購入場所は、専門店、デパート、量販店が上位で、いずれもその割合を少し増やしていますが、これも前回調査と大きな変化はありません。インターネットでの購入も1割ほどあります。
購入時のポイント(複数回答)ですが、デザインが57%(前回40%)と圧倒的です。逆に価格をポイントとする人は前回の33%から今回16%と大きく変わりました。数字だけから簡単には判断できませんが、買うなら着けるなら、気に入ったデザインのものをというのは当然ともいえるでしょう。
前回、ランク外だった「ブランド」が今回は4位にあがりました。

 





「カタログ・雑誌強し!」ホームページを抑えてトップに
     
時計を購入する時の情報をどこから得るかは、今回、新たに設けた項目です。カタログ・雑誌が38%でトップ、次いで販売店29%、ホームページ25%となっています。雑誌記事の情報が大きいのに対し、広告は3%と意外ともいえる結果です
時刻の確認は、やはり腕時計がトップ
     
時刻を何で確認するか。ほぼ前回同様、腕時計45%、置き・掛け時計25%ですが、ケイタイは22%となっており、普段時計を着けない人(19%)と結果的には符号しています。パソコンやテレビ、ラジオ放送、さらに電話(117)をあげた人もいます。