３月20日の写真は3月13日、日曜日の昼直前ルクセンブルグ市の上空です。急に、突然、空の上からニギヤカで楽しそうな「話し声」が聞こえてきたと思ったら、上空にはツルの大群が乱舞していました。ツルという鳥は、さまざまな情報交換をしながら飛んでいるかなりオシャベリで高度な頭脳の進化した野鳥なんです。急いでザックからカメラを取り出したのですが、ツルは高速で飛びますので残念ながらシャッター・チャンスを逃してしまいました。たしか、去年もこんなことがあったなと思い出して、自宅へ帰ってパソコンからＣＤロムへ移してあった写真のファイルを開けて見たら、なんと去年も3月13日の昼前でした。単なる偶然かもしれませんし、もしかしたらこの季節には、数日間、毎日のようにこの昼前の時間にツルの群が次々に、南のフランス方面から北のドイツ方面へ向かって、ルクセンブルグ市の上空を通過して北帰行をしているのかもしれません。来年からはこの季節の週末には、この時間にカメラを準備して上空をながめながら、上空の見通しの良いルクセンブルグ旧市街のテラスを散歩することにしましょう。

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