「 ドイツ屈指の山城の名城エルツ 」

ドイツ宝石街道はフンスリュック高原のなかの山里と山里を結んでいる街道です。その山里に、宝石デザイナーさんや貴金属デザイナーさんのアトリエがあって、いまでは、たくさんの山里が宝石の里になっているのです。高原の下の谷間には伝統的な宝石の街のイーダル・オーバーシュタインがあります。この谷間の街の宝石の文化は日本の伝統的な宝石の文化に似ています。前世紀のままの宝石文化でして、私たちが演歌ジュエリーと呼んでいる文化の商品を取り扱っています。日あたりが悪くて暗い谷間には、春は、まだ、来ていませんが、明るい高原の山里には、あちこちに、花々の咲く春が訪れ始めました。長い長い停滞の時代を超え、いま、宝石デザインの山里には新しい文化の宝石の花々が開花する春が訪れつつあります。今回の写真は高原のなかのモーゼル川の小さな支流に挟まれて建っているエルツ城です。ドイツでは屈指の山城の名城です。城内もスゴイです。

大きく育ったタマゴたちの春 　今年はイースターの連休が３月末でした。山里の若者には結婚してから、手づくりで、自宅を建て、子供を育てるケースがあります。私が初めて、この家のイースターのタマゴを見たときには、写真の４分の一もないほどの大きさだったんですが、今年は、こんなにもタマゴの数も増えて、木も、子供たちも、大きく育ちました。 　 宝石クリエイター 「 乾 碩巳 」 記 「ヨーロッパの新宝石のガイド」 http://www.shapefree.com

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