ジュエリーに悲しい思い出は似合わない?
《W&J today 7月の消費者アンケート》 W&Jでは『ジュエリーの思い出』に関する消費者アンケートを7月のW&J(時計美術宝飾新聞社)Webサイト上で実施しました。 大切な人からのプレゼント、親から譲り受けたもの、自分へのご褒美として購入したジュエリー、何らかの記念日に買った思い出…。それぞれのジュエリーには、さまざまな思い出が込められていることが多いものです。そんな考えから行った今回のアンケートの結果は…。
『ジュエリーにまつわる思い出』が「ある」と答えた人は全体の63・4%でした
この数字、大方の業界人にとっては予想よりも低い印象ではないでしょうか。漠然と、あるいは“我田引水的”に「8割くらいの人は」などと考えがちですが、それでも63・4%という割合は決して低くもないのではないでしょうか。 例えば「車」や「花」にまつわる思い出がありますか?と聞いた時、6割以上の人が「ある」と答えるかと想像すると、そうでもないような気がします。身勝手ながらやはりジュエリーには多くの思い出がつまっていると言えるのではないでしょうか。 因みに男女別でみると、女性では69・2%が「ジュエリーにまつわる思い出」が「ある」とし、男性では53・3%が「ある」としています。
さて「ジュエリーにまつわる思い出がある」と回答した63・4%の人のうち、その思い出が「楽しい思い出」の人は84・6%という高い割合でした。残念ながら「悲しい思い出」の人も15・4%。いました。 この質問および回答は実は非常に複雑であって、「悲しい思い出」というのも、おそらく最初は「楽しい思い出」だったことが多いのではないかと推察されます。それが何らかの事情・出来事によって「悲しい思い出」に変わってしまったのではないでしょうか。