日本に眠る貴金属に関する意識調査


 田中貴金属工業鰍ヘ、日本に眠る貴金属に関する意識調査をインターネットで行なった。調査対象は全国の20代から60代女性、各200名ずつの1,000名。
 「持っているが使用していない貴金属ジュエリーの有無」 について約80%の女性が「ある」と答え、その種類について聞いたところ1位「指輪」、2位『ネックレス』、3位「ピアス・イヤリシグ」という結果となった。
 使用していない貴金属ジュエリーが「ある」と回答した女性に、その内容ついて「指輪」「ピアス・イヤリング」「ネツクレス」のカテゴリーごとに金・銀・プラチナの種類と個数についで聞き、算出した日本全国で使用されずに眠る貴金属ジュエリーの総額は推定¥1,655,061,715,732になることが分かった。これは、東京タワーの総工費に換算すると約550塔
分に匹敵する金額となる。
全国で埋蔵者の割合が多い地域は九州
 使用していない貴金属ジュエリーが「ある」と回答した女性の割合をエリアみると、九州が88.7%で一番多く、続いて関西79.7%、中部76.4%となり、九州エリアが他エリアと比較すると約10%割合が高い結果となった。4位関東76.4%、5位中国・四国76.3%、6位東北76.2%。
 
“片方だけ”のピアス、イヤリングは 合計2,627万個
 使用していない貴金属ジュエリーが「ある」と回答した女性に対し、その内容を聞いたところ「片方しか残っていないピアス・イヤリング」を選択した人は約40%。また、その個数は、日本全国の女性の数で換算すると、合計推定26,275,365個のピアス・イヤリングが片方だけになって使用されずに眠っていることになる。
 
60%がジュエリーを10年以上埋蔵している
 使用していない貴金属ジュエリーが「ある」と回答した女性に対し、「使用していない理由」を聞いたところ、1位「デザインが古い」、2位「存在を忘れていた」、3位「片方なくした(ピアス・イヤリング)」などがあげられた。また, 「使用していない貴金属ジュエリーで一番古いものは何年以上前のものですか」という質問では、約6割の女性が10年以上使用していない貴金属ジュエリーを持っていることが明らかになった。
 使用していない理由と合わせてみても、使用されていない貴金属ジュエリーは今後も使われることなく、長年使用しない貴金属ジュエリーを持つ女性の割合が高い理由が伺える。
 
離婚した女性の約60%がジュエリーを失くした経験を持つ
 「貴金属ジュエリーを失くした経験」については、約50%の女性が『ある』と回答している。また、離婚経験有無別で比較したところ、離婚経験のある女性は58.5%が貴金属ジュエリーを失くしたことがあると回答したのに対し、離婚経験のない女性で「ある」と回答したのは48.39%となり、離婚経験のある女性のほうが失くしやすい傾向がみられた。
6人に一人がプレゼントされたジュエリーを失くしている
 貴金属ジュエリーを失くした経験のある女性に対し、「失くした貴金属ジュエリーは誰から貰ったものか」という質問をしたところ、1位は「自分で購入」、続いて2位「配偶者」、3位「恋人」、4位「親」となった。昔「恋人」または「配偶者」と回答した人は日本人女性全体の約16.5%となり、約6人に1人の女性が恋人・配偶者からプレゼントされた貴金属ジュエリーを失くした経験があることが明らかになった。
 また、プレゼントされた貴金属ジュエリーを失くした経験のある女性のうち、約6割がプレゼントしてくれた人には失くしたことを内緒にしており、これは日本人女性全体の約6.6人に1人に当たる。
更に失くしたプレゼントと同じものを自分で買い直した経験のある女性は、プレゼントされた貴金属ジュエリーを失くした経験のある女性のうち10.4%いた。
ピアスなど失くした個数は平均2.23個
 貴金属ジュエリーを失くした経験のある女性に「片方だけ失くしたピアス・イヤリングの個数」を聞いたところ、1人あたり平均2.23個のピアス・イヤリングを失くしていることが分かった。これを日本全国の20〜60代女性の人口で換算すると、日本中にはセットになっていないピアス・イヤリングが合計推定90,843,510個あることになる。
 
買取り・リサイクルサービスを利用した人は23.3%
 「貴金属ジュエリーを買取り・リサイクルサービスを利用したことがありますか」という質問をしたところ、利用したことがある人は23.3%。また、買取り・リサイクルサービスを利用したことが「ない」と回答した人に対し聞いた「利用しない理由」は、「面倒くさかった」や「高く売れないと思った」などの理由で、日本女性1人あたり平均40,627円にもなる。
 貴金属ジュエリーを76.7%の女性が自宅で眠らせたままにしている。
離婚女性の43%が買取り・リサイクルサービスを利用している
 買取り・リサイクルサービスを利用したことのある女性の割合を離婚経険の有無で比較すると、離婚経験のある女性で利用したことのある女性は43.08%であったのに対し、離婚経験のない女性は20.52%という結果になった。
 離婚経験のある女性の方が買取り・リサイクルサービスを利用したことのおる割合が高いことがわかった。人生の節目の数だけ身の回りのものを断捨離する機会も増えることで利用率に差があるのではないかと考えられる。
50%以上の女性がリサイクルサービスの店を知らない
 「ピアス・イヤリングなど片方からでも買取り・リサイクル可能な店があることを知っていましたか」という質問に対し、50.5%の女性が「知らない」と回答している。合計2,627万個のピアス、イヤリングが女性の自宅で眠っでいたり、1人あたり平均2.23個のピアス・イヤリングを片方だけ紛失している女性にとって、片方だけでも貢取り可能な買取り店の存在を知らずにそのままにしておくことは非常に'“もったいない”状態であると言える。「RE:TANAKA」では、ピアス・イヤリングを片方からでも買取り可能。
 
 

田中貴金属調べ




| HOME |