THE TOKEI BIJUTSU HOSHOKU SHIMBUN 



時計の主な生産国は、スイスを筆頭に日本、フランスが有名ですが、インドや中国、香港なども低価格帯の時計生産国として知られています。その生産国は中国を大きなターゲットとして見ています。中国市場の現状はといいますと、@若いユーザー向けで見た目がよく、100元から200元のウオッチ、A耐久性に優れエレガントで、500元から600元のウオッチが主力商品になっています。また事業家や海外の企業家といった層は、ステータスシンボルとして世界のトップブランドを購入する傾向があり、マーケット全体の25%を占めています。
輸入品が全体の80%を占めていて、ワールドクラスの時計会社が中国市場に力を入れていることが分かります。これは特に人口の多い、中国の西部地区大開発が時計産業にとって大きなチャンスとなると見られています。


2001年12月に、中国はWTOに加盟しました。これに伴って一連の対外貿易の仕組みが変わり、時計関税も18・5%から15%に下がりました。この関税は2005年までに10%まで下がる見通しです。こうしたことは、中国を有名ブランドの生産拠点にしたいという国家戦略の現れだと思います。中国市場はますます成長する市場といわれています。







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