輸入時計の販売状況を価格帯別に見てみると、グラフのとおりになっています。販売数量は、「10万円から50万円」の価格帯の割合が56%を占めており、「1万円以下」の動きは極端に鈍くなっています。

 

■■■ 輸入時計の価格帯別販売/金額ベース ■■■

■■■ 輸入時計の価格帯別販売/数量ベース ■■■



携帯電話の普及により、若年層の時計離れに拍車が掛かっているようです。また時計を使わない人、差別化やこだわりをもって時計を求める人もいるはずです。
ブランド間だけでなく他業種との競争もますます激しくなっていきます。

専門誌や女性誌、経済誌、インターネットなど、時計に関する情報はあふれるほどあります。こうした情報を元にユーザーは自分が納得出来る時計を求めています。こうしたマーケットに対し、メーカー(代理店)は、ユーザーの購入意欲を刺激するモデルを提供しなければなりません。

また正規販売店も商品やそれに伴う確かな情報をプレゼンテ−ション出来るようにしなければなりません。高級ブランドや人気ブランドでは、ブランドコンセプトをより強く共有するため販売店の絞込みを進めています。また販売店でも取り扱いブランドのリストラやオリジナルブランドの導入を検討、あるいは実施しているところがあります。

 
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