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高額時計が売れているといわれ、ムーブメントやブランドストーリーに
特徴を持たせたものが人気だと指摘する向きが昨今改めてあります。
時計がなにかと話題になるのは好ましいことですが、一方で、話題
先行の向こうに伺えるマーケットの極端な二極化現象を懸念する声
も聞こえてきます。


「W&J today」はウオッチに関するユーザーアンケートを今年1〜2月にホームページ「e‐tkb.com」で実施しました。年頭・年央に行なっている恒例のアンケートですが、今回も10代から60代以上まで1184人の回答がありました。そこから見えるユーザーの姿は、この時代に在って“極めて健全”なものといえるかもしれません。

刻を何で確認しますか
(複数回答可)
…半数はウオッチ、ケイタイは2割以下です

時刻を確認するのはウオッチ48%、クロック25%、携帯電話17%、パソコン9%などです。ウオッチは時刻を知るためだけのツールではないことはいまさらいうまでもありませんが、しかし半数はウオッチで時刻確認していることは、この時代、OKといえるのではないでしょうか。


段ウオッチを身に着けていますか
…今回も8割の人が着けています

78%の人が普段からウオッチを着けており、この割合はこのところずっと変わりがありません。仕事で使う、ファッションとして、その目的は様々でも、ウオッチは我々の生活に“必要不可欠”なアイテムといえます。


本持っていますか、そのタイプは
(複数回答可)
…5本以内が圧倒的、落ち着くところはシンプルタイプ

「1〜5本」が76%で圧倒的、「6本〜10本」14%、「11〜20本」6%と続きます。タイプ別では、落ち着くところはという感じで、シンプルタイプが半数を超える54%で、これに続くスポーツタイプは24%となっています。このアンケートでは同様の傾向が続いており、無難といえば無難ですが、つまるところシンプルなものは飽きがこないということでしょうか。


入場所は、購入時のポイントは
(複数回答可)
…やはり専門店で、デザイン重視で

購入場所は「専門店」49%、「量販店」23%、「デパート」15%で、大きな変化はないものの、専門店の割合がやや増え、デパートがやや減りました。デパートの1階にブランドブティックが数多く進出していることも関係しているかもしれません。購入に当たっては「デザイン」44%、「価格」37%が前回同様に大きなポイントになっています。好みのデザイン・納得できる価格は、当然のことといえば当然のことといえます。



入したいブランドは
(複数回答可)
…多岐にわたるブランド、迷います!?
 
誰でも知っているブランド、えっ、そんなブランドがあるの。日本のマーケットに流通しているウオッチブランドは300を超えます。いまや特定のブランドが圧倒的強さを発揮する時代とはいえず、多くのブランドが激しく凌ぎをけずっています。そんななかでしかし、セイコー、ロレックス、オメガ、カルティエ、タグホイヤー、ブライトリング、ブルガリ、シチズン、IWC、エルメス、フランクミュラー、ラドーなどが今回上位にランクされています。「特にない」「決まっていない」という回答もかなりあり、ブランドの多さに迷っている?のでしょうか。
 

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