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AI社員と新たなサービスをスタート

2024/07/03(水)

 

OWNDAYSDXとは

 

AI管理職や専門的なAI問診など

 

メガネ・サングラスの製造販売を手掛けるOWNDAYS㈱(沖縄県那覇市、海山丈司社長)は、AI社員3名を正式に迎え入れたことを先月発表した。昨年発足されたAI推進課のリーダーシップのもと、店舗運営を支援することで業務の効率化と顧客満足度を向上させることを目的として、AI営業管理職「AI-AM(アイアム) / OWNDAYS BRAIN」、AI接客社員「アイ・ラ ンドルト」、AI問診社員「タクミ・ランドルト」の開発が進められた。 OWNDAYSでは、兼ねてより店舗オペレーションの改善のために、リモート視力測定サービスの導入やLINEを活用した顧客登録など、DX推進に力を入れてきた。  

この度、メガネ店運営を支援するためのAIを新たに導入。「AI-AM / OWNDAYS BRAIN」は、国内全店舗のスタッフが利用でき、新店舗にも順次導入予定だ。「アイ・ランドルト」と「タクミ・ランドルト」については、川崎ダイス店で運用を開始しており、関東を中心にインバウンド需要の高い店舗などから導入し、年内で50店舗体制を目指す。  

AI社員のデザインについても、画像生成AIを使用し、接客に適したビジュアルや説得力のある問診担当などを作成している。 

AI-AM」は、販売から顧客データ、 専門知識までOWNDAYSに関わる幅広い情報を持つAIチャットボット。スタッフが疑問に思ったことを入力するだけで迅速に回答が得られるため、上司への確認やマニュアルの閲覧にかかる時間を大幅に削減することができる。また、今年4月に開催された社内イベント「OWNDAYSSUMMIT2」の管理職総選挙に登場し、離職率の低減や売上向上の施策を提案。惜しくも当選しなかったが、今後は、AI-AMの知識基盤を組み込んでいる 「OWNDAYS BRAIN」がアプリケーションで営業スタッフや管理職の業務支援を担う。 

「アイ・ランドルト」は、店舗に設置されたモニターを通じて顧客と対話をすることができ、レンズの納期や視力測定など、様々な質問に回答することができる。これにより、混雑時にスタッフが空くことを待たずに、顧客自身で必要な情報を得ることができるので、人手不足を補うことができる。また、英語や中国語での会話も可能となっており、インバウンドの顧客にもスムーズな接客を提供する。今後も機能拡充を予定しており、顧客の輪郭を読み取ることで、よりパーソナライズされた商品の提案からバー チャル試着までができる機能や、過去の購入履歴、買い物傾向を考慮したキャンペーン情報を「アイ・ランドルト」が提供できるようになる。さらに、英語や中国語以外の外国語対応も検討し、より多くのインバウンドの顧客に合わせた接客ができるよう、開発を進めている。 

「タクミ・ランドルト」は、視力測定後に顧客と対話し、顧客一人ひとりに合わせた最適なメガネの作成度数を提案する。顧客のメガネの使用目的や過去の着用傾向を分析し、OWNDAYSに蓄積された膨大なデータを参考に高精度な処方を実現。経験の浅いスタッフでも一貫して高精度な処方がかなうため、サービスの質を安定させることができるのがこのAIの最大の特徴だ。AI問診についても、英語、中国語の対応が可能。視力測定や問診で得た情報は、スタッフが利用するCRMシステムまで連携しているため、業務の効率化も実現できる。また、アバターのデザインが変更できるようになっているため、今後はコラボレーション商品を発売する際に「人気キャラクターが視力測定を担当する」といった展開を検討。AIを用いた視力測定に関するサービスは、現在ビジネス特許申請中。  OWNDAYSDXは「人のあたたかみを感じられるDX」を目指している。幅広い世代の顧客から支持を得られるブランドとして、今後も顧客のちょっとした不便を解消していくDXを推進し、 満足度の向上と働きやすい職場環境の整備に努めると同時に、スタッフが果たす役割を尊重し、顧客との温かい対話やきめ細かなサービスを強化していく方針だ。

https://www.owndays.com/jp/ja

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