日本メガネ協会 初の実技系「両眼視下で屈折測定例紹介」
一般社団法人日本メガネ協会 (JSA。日メ協、東京都中央区日本橋、代表理事:風早昭正)は3月14日から、日メ協の眼鏡作製技能士会員を対象にした『リカレント教育』の最新プログラムを公開した。都合で第3弾目のリカレント教育となり、受講料は無料となっている。
公開されたリカレント教育は、初の実技系プログラムで、テーマは「両眼視下での屈折測定例紹介」(実機操作を用いた演習)。講師は、めがね技術コンサルタント/学校法人東京眼鏡学園・東京眼鏡専門学校非常勤講師の内田豪氏が務められ、自動型レフラクターヘッドのコントロールボックスの画面を専用のソフトウェア(RT-6100 CB for Windows)を駆使し、測定時のポイントや間違えやすい点などについて、分かり易く解説している。
視聴時間は約26分、終了後の確認テストに合格すると、1ポイントを取得できる。
受講方法は、眼鏡作製技能士会員のマイページにアクセスし、一覧メ ニューから〈リカレント教育はこちらから〉を選択し、プログラムを選択するだけ。なお、現在は、①難易度の高い厄介な累進屈折力レンズのクレーム実例と対処例と、②両眼視下での屈折測定例紹介(実機操作を用いた演習)が掲載されているので、最新のプログラムを選択すること(なお、「2023iOFT特別 セミナーWEB公開版」は2月14日を 持って終了した)。
すでに多くの会員が日メ協の教育プログラム「リカレント教育」を受講しているが、2年間で4ポイントを取得すると、1 級眼鏡作製技能士は次の更新年度から日メ協のプライム会員1級に、2級眼鏡作製技能士はプライム会員2級に認定され、各該当するバッジが貸与される。主な内容は、①パワーポイントによる 解説(▽両眼の開放と調節の関係、▽ 禁忌事項~チェックポイント、▽両眼視下での視力測定/方法と雲霧量・ 手法解説)。②実技例の操作紹介(自動型レフラクターヘッド操作画面)/右眼の球面度数の操作、左眼の球面 度数の操作が中心(一例を紹介)。