トップページ > お知らせ一覧 > キクチ眼鏡専門学校の令和5年度卒業式

キクチ眼鏡専門学校の令和5年度卒業式

2024/04/07(日)

 

コロナ辛抱した卒業生10名が羽ばたく

 

319日、キクチ眼鏡専門学校の令和5年度卒業式(第43回)が開催され、卒業者10名(眼鏡光学科8名、眼鏡光学専攻科2名)が社会に羽ばたいた。 

校長式辞では「卒業おめでとう。人生の大きな節目の今日は、今まで見守ってくれた家族に、「ありがとう」という感謝の気持ちを是非伝えて下さい」と伝えてから「皆さんが入学したのは、新型コロナ感染拡大で世の中が騒然としていた時でした。皆さんには昼食時の黙食や学外での行動制限など多くの協力要請をしましたし、また多くの学校行事も不本意ながら中止にせざるを得ませんでした。皆さんの学校生活は、楽しいはずのものが削られ、生活面・学業面では我慢の連続だったかもしれません。皆さんは長い間、本当によく辛抱してくれました。徐々に元気がなくなっていくことを心配していましたが、次第に皆さんはみんなで工夫しあって、学校生活を楽しんでいた場面も多々あったように思います。工夫することによって、目の前にある困難をみんなの力で乗り超え、逆に楽しむこともできたわけです。この経験は皆さんが将来困難に直面した時に大いに役に立つものだと信じています」と入学当時を振り返った。そして、「ここでの勉強はこれで終わりました。不安もあると思いますが、皆さんにはここで学んだビジョンケアの基礎があります。誠意をもって人々の視機能のために全力を尽くして下さい。入学式の日に皆さんにお願いしたことが1つありました。『人の役に立ちたいという 気持ちを心の中に灯して下さい』 というものでした。卒業後もその明 かりは決して消さないで下さい。 見ることに関して 困っている人は大勢います。眼に関して不 安を抱えている人も大勢います。どんな ことに困っているのか、どんな不安があるのかをよく聞いてあげて下さい。そしてその人と一緒にその解決法を見つけてあげて下さい。その人はきっと皆さんに『ありがとう』と心を込めて言ってくれるはずです。それが皆さんのやりがいとなり、職業人として重要な人間力を開花させてくれることでしょう。常に前を向くことを忘れないで下さい。前を向くことで皆さんの仕事は次に必ず誰かの役に立ちます。失敗して落ち込んだときは周りを頼ってください。ここには共に学び共に笑った仲間がいます。これから出会う仲間もいるでしょう。そして見守ってくれる家族もいます。最後に人の役に立てればそれで良いのです。それぞれのペースで慌てず皆さんの人生を歩いて行ってください。そして、これからはキクチ眼鏡専門学校で国際レベルの視覚に関する教育を受け卒業したという誇りを持って、皆さんの人生を堂々と歩んで行って下さい」と祝辞を述べ、卒業生の健康と今後の活躍を心より願った。  

続いて学生表彰が行われ、愛知県知事賞に渡辺みなみさん、職業教育・キャリア教育財団理事長賞にパク・デスさん、キクチ眼鏡専門学校特別賞に岡井賀生さんが選ばれた。 その後祝電が紹介され、閉会した。

http://www.kikuchi-college.ac.jp/

<<戻る
- Powered by PHP工房 -