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JMGスマホ撮影研修&新年度フォーラム」を開催

2024/02/27(火)
赤石雅紀カメラマンを講師にスマホを使ったジュエリー撮影のノウハウを学んだ

宝飾・時計・メガネ、きもの、寝具に特化したマーケティング・企画広告会社・㈱PR現代」は、主宰する宝飾小売業経営者が集うマーケティング研究会「JMG(ジュエラーズ・マインドグループ)」のスマホ撮影研修&新年度フォーラムを2月14日(水)リアル&オンラインで開催した。
 第1部のスマホ撮影研修《写真》では、UTSUSU写真教室を主催する赤石雅紀カメラマンを講師に迎え、スマホを使ったジュエリー撮影のノウハウを学んだ。普通の商材と比べて撮影の難易度が高いジュエリーをいかに美しく魅力的に、また商品としての情報を正確に伝える画像を撮ることができるかを会得した。
 第2部のJMG新年度フォーラムの冒頭、JMG会長の花島路和氏からの挨拶では、売り上げを作る11項目の目標を掲げ、参考となるECサイトの具体例をあげながら、デジタルの力を借りて宝飾業界と自店の魅力を世の中に広める年にしようと呼び掛けた。
 JMG顧問であり(一社)日本宝飾品貿易協会 代表理事の深澤裕氏は、回復基調にある市場の状況とインバウンドの動向をレポート。また、人手不足に悩むジュエリー業界のカンフル剤として、販売員の待遇改善を図るDXシステムを構築する試みを進めつつあることを示した。アパレル業界ではすでに成果が出ているというシステムを、ジュエリー業界でいかに活用するかが期待される。
 JMG顧問でありデジタルジュエリー®︎協会を主宰する佐藤善久氏からは生成AIによるジュエリーデザインの現在地や、バーチャル試着の活用事例、各ブランドサイトでのCADによるカスタマイズをレポート。ロボットによるジュエリー製造が、業界の慢性的な人手不足を解消する可能性を示唆するなど、想像以上に早いデジタル進化のスピード感について言及した。
 JMG顧問の新田真之介弁護士は他店のクレーム事例から学ぶことの効用について解説。日本ジュエリー協会が発行した『クレームマニュアル』を例に挙げ、「うちの店は大丈夫」とタカを括らず、スタッフとのディスカッションの議題に活用するなど、このクレームマニュアルをもとにした自店のガイドライン作りの必要性を説いた。
次回JMG定例研究会は4月10日(水)春の定例研究会では「商品トーク力アップ!セミナー講座」を開催。講師にGSTVのMCなどで活躍する大松彰氏を迎え、リアル&オンラインで開催する。
JMG には現在、全国の宝飾店48社が加盟。PR現代では、宝飾小売業を対象にJMGへのオブザーバー参加を受け付けている。興味のある方はPR現代 ジュエリー事業部まで。TEL 03-3639-1253。
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