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栄光時計主催「ANTHOLOGY in OSAKA」

2024/04/02(火)

 

得意先や取引先との想いを一つにし、宝飾市場の活性化に貢献しようと挑んだ

 

得意先や取引先との想いを一つにし、宝飾市場の活性化に貢献しようと挑んだ栄光時計㈱ 主催の「ANTHOLOGY in OSAKA」の会場入口には、 500本の綺麗な桜が用意され、若者と同じように多くの来場社がフォトスポットとして、笑顔で写真を撮る姿が印象的だった。 

井上実社長を筆頭に2022年度より攻め続ける栄光時計は、この先の未来を見据えた新しい アンソロジーとして得意先や取引先が満足できる内容を企画し、今年度も熱い想いで全国の宝飾小売店に呼びかけ、それに共感した小売店が増え続けている。 

会場に入れば、イタリアジュエリーならではの創造性と美術性が高い「レオ・ピッツォ」の新作コレクションをはじめ、カメオ作家のCARLO PARLATIと舟串盛雄氏がコラボした新しいブランド「ENCOUNTER」による独創的で力強い作品と、プルミエアートコレクショ ンを特別に展示した「NOBUKO ISHIKAWA」のメゾン作品ほか、美術工芸品とも言える「Shudo」のハイジュエリーの数々や、細部まで拘わり抜かれた作品として美術品といわ れる「岩間大」の作品、時代の変化を捉えた「梶光夫、梶武 史」のコレクション、愛と夢と希望を兼ね備えたデザイナー吉田園子の世界が広がる「SONORE」、繊細なチェーンで存在感を示す「CASMINE」、国内で活躍する「ボンド・ストリート」、「エクレブ」、「ラギットマインド」など数々のブランドが一堂に競艶した。 

これまでと違う点は、昨年度より目先だけでなく成熟した日本の顧客へ品質の良さ、ものづくりの確かさ、デザイン性、作家やデザイナーによる美しさやセンス、個性を大事にした逸品を伝えること。思い切って一般商材を減らし、通常店頭に並ぶことのない商材をスポットに特別な世界感を演出。沢山の素晴らしい日本のジュエリーを国内でアピールし続けることで、日本のジュエリーが日本人に愛され、そんな愛された日本のジュエリーが世界に発信されていくことで、日本の宝飾業界の発展に繋がると考えられている。  

同フェアは日曜・月曜の2日間開催され、初日に登場したスペシャルゲストの大地真央さんは大人気となり、美の秘訣やファッション、受け継ぐことのできるジュエリーなどに触れ、立ち見が出るほど賑わった。 

作品の美しさやセンス、個性を伝えていくには時間は掛かる。 簡単に売れるものではないだけに、大型催事ならではの豪華な演出や楽しい雰囲気は大切な要素となり、そしてこだわりの内容が来場者にも伝わっていくもの。限られた時間の中で商談席が笑顔で埋まったことは次に生かされていく。  

また、初日の午後からは注目されたミス・アンソロジーのファイナリスト9名がお披露目され、最後の当日投票が始まるなど、これまでにない演出が施された。  

ファイナリストの9名は18歳~20代前半のインフルエンサー。全員がミス・アンソロジーを目指し、半年から1年かけて「本物のジュエリー」が似合う自分磨きをしてきた女性たちだ。その日の夜に行われたガラパーティーに集まったのもファイナリストを応援する仲間やジュエリーに興味のある男女200名。この様な本物のジュエリーに憧れる若者がたくさんいることを、このようなイベントを開かなければ実感することはできなかっただろう。大人が映えスポットで写真を撮って楽しむのと同じように、若者もまたジュエリーに魅了されるのである。 

最終的にグランプリと準グランプリ、 特別審査員の3名が決定し、グランプリに輝いた中 村里彩さんは、栄光時計専属のPR大使 として1 年 間活動し、イタリア研修旅行も手にした。 

執行役員・大阪支店長の上野健治氏は「ジュエリー業界の年齢層は、消費者のみならずサプライヤーも高齢化しています。先ずは購買層を広げ、消費マインドに変化をもたらす取り組みが業界を動かしてくれると思います。ブランド離れが進んでいる若年層だからこそ我々サプライヤーがしっかりと本物を伝え、値引きで価値を落とす商売から脱却することで、宝飾業界が潤い、信用ある業界になれば5年後、10年後、個性とセンスある商品が沢山そろう日本になると考えます」と話した。

昨年よりも良い成果を残した栄光時計は、これで立ち止まることなく5年後・ 10年後を見据えた企画を打ち出し続けながら、これからも攻め続けていく姿勢を見せている。

https://www.247eikowatch.jp/w/magazine/anthology_in_osaka2023/

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