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「時の記念日」の大切さ伝えたい

2024/06/04(火)

 

時計産業の健全な発展につなげたい

 

「時の記念日」は、 671年に天智天皇 により近江大津宮に漏刻(水時計)が設けられ、我が国の時刻制度が始まった事績を記念して大正9年(1920年)に制定された。

 制定の目的は、時 間を大切にする意識を広めること。制定100周年となった2020年には、国立科学博物 館で「時」という企画展が開催されるなど、各地でさまざまな祝い事が行われた。また100 周年には「時の記念日」を祝日にしようとの活動も行われたが、残念ながら間に合わなかった。

 なお、「 時の記念日」は日本独自の記念日であるため、世界的なイベントは開催されていない。 近江神宮では、毎年610日には 「祭典漏刻祭」を開催している。祭典には古式官職によるところの陰陽頭(おんようのかみ)、陰陽介(おんようのすけ)、漏刻博士の所役がたつ。例年、琵琶湖大津観光大使ほかの皆が采女となり時計メーカーより献納された本年度新製品の時計が神前に備えられる。引き続いて女人舞楽・原笙会による舞楽の奉納が行われる。「時の記念日」は我が国の時刻制度の原点として、時計業界の関係者は「時の記念日」にちなんだPR活動をすべきであり、時間の大切さを改めて思う一日にしたい。

https://hoiclue.jp/2748.html

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