トップページ > お知らせ一覧 > 完成品総出荷は数量減も金額が9%増

完成品総出荷は数量減も金額が9%増

2024/06/04(火)

 

輸出先は欧州が伸びている 日本時計協会調べ

 

一般社団法人日本時計協会(JCWA。 佐藤敏彦会長)が4月に発表した2023 年度の日本の時計産業の業況」によると、日本の時計メーカーによるウオッチ完成品の総出荷(海外からの出荷を含む)は、数量49.9百万個で前年比4%減、金額は2,799億円で同9%増であった。

 機種別数量では、水晶アナログが前年比8%減、水晶デジタルが前年並み、機械式は前年比10%増であった。 参考値として、2023年の完成品とムーブメントの合計の出荷は、数量 224.4百万個(前年比16%減)、金額 3,212億円(同6%増)であった。

  完成品の主な輸出先は、数量換算でアジア36%、北米20%、欧州18%、 中近東15%、中南米9%、大洋州2%となっている。金額においては、アジア33%、北栄 27%、欧州22%、中近東10%、中南米 5%、大洋州3%で、前年比では欧州が 19%増、北米が5%増に対し、アジアは 1%増であった。

 また、日本の時計メーカーによるウオッチ完成品の国内出荷は、数量5.6 百万個で前年比2%増、金額925億円 で同11%増であった。

 日本の時計メーカーによるクロック完成品の総出荷(海外からの出荷を含む)は、数量が5.9百万個で前年比 19%減、金額は155億円で同11%減となった。 機種別数量では、置時計が前年比 21%減、掛時計は同17%減。参考値として、2023年の完成品とムーブメントの合計の出荷は、数量7.0百万個(前年比18%減)、金額158億円(同11% 減)であった。

 日本の時計メーカーによるクロック完 成品の輸出(海外からの出荷を含む)は、数量1.7百万個で前年比27%減、 金額37億円で同20%減であった。完成品の主な輸出先の対前年金額比較では、北米が28%減、アジアが6%減。 日本の時計メーカーによるクロック完成品の国内出荷は、数量4.2百万個 で前年比16%減、金額は118億円で同8%減であった。

https://www.jcwa.or.jp/

 

<<戻る
- Powered by PHP工房 -