「有田焼」ならではの透明感と美しい陰影を究めたモデル
日本の伝統工芸に光を当て、 機械式腕時計で日本の美を発信する「セイコープレザージュクラフツマンシップシリーズ」から、400年以上にわたり受け継がれ、磨き続けてきた有田の職人たちの技術によって誕生 た、「有田焼」ならではの透明感と美しい陰影を究めたモデルが 7月6日より発売される。価格は 259,600円。
ダイヤルの外周を取り巻く曲面によって生まれる、磁器特有の光沢を最大限に際立たせる ために、シンプルなバーインデックスを採用。さらに、インデックスの内側に細かな文様を施し、 6時位置のサブダイヤルも椀状にくぼませ、その上から釉薬をかけて焼き上げることにより、直径31.6mmという小さな世界の中で表現できる繊細で滑らかな陰影を実現した。 わずか1mm程度の厚みのダイヤルで、複雑で柔和な高低差を実現した同モデルは、「有田焼」の伝統的な鋳込み成形技術に飽き足らず、今なお高みを探求し続ける職人技によって進化し続ける「有田焼」の可能性を秘めている。
優美さの中にシャープさの共存する造形のケースは、仕上げ分けを施した多列ブレスレットと組み合わせることで、腕に心地よくなじみながらも、有田焼ダイヤルならではの艶やかな表情を引き立てている。分針と秒針の先端をダイヤル側に曲げることで、目盛との距離を近づけて視認性を高め、デュアルカーブサファイアガラスの採用により、ケースの厚みを最小限に抑えた。また、ケースとブレスレットの表面には傷がつきにくいダイヤシールド加工を施している。
