世界をリードする「バーゼルワールド2008」が4月3日から10日にスイス・バーゼル市で開催される。今年で36回目を迎えることとなり、開催期間は8日間。
45カ国から2100以上の出展社が、「バーゼルワールド」の中で独占的なプレゼンテーションを行い、ビジネスのプラットフォームとして活発に活動する。
広大な敷地面積は16万・の5つに分かれた建物内で、ウオッチやジュエリーのメーカー、または供給元などが、各社それぞれの世界最新モデルから最新技術、世界最高品質のコレクションなどを世界に先駆け初めて披露する。多くの世界的に名高いブランドが一堂に出展する唯一のフェアとして「バーゼルワールド」は君臨しており、高い評価を獲得している。
出展社は、「バーゼルワールド」が提供する大きな自由枠を評価しており、会場に数階建てにも及ぶブースを構える。印象的に各ブランドの世界観を創り上げた各ブース内で、伝統や最新技術、専門知識、創造力を駆使したモデルが公開される。
世界各国の専門小売や卸売業、バイヤーなど10万人以上の来場者が、毎年「バーゼルワールド」に、ウオッチとジュエリーの斬新な最新作の発見と、アクチュアルなトレンドの情報収集に詰め掛ける。
各会場内は、ウオッチとジュエリーに関連した部門が明確に振り分けられている。市場が反映され、来場者が総括的な概要を簡単に取得するインフォメーションなども備えられており、大きな商談から新しいブランド探しまで活発に会場内を動くのに非常に役立つ。これによりコンタクトを結び次のビジネスへの成功の鍵を探すべく会場中が大いに賑わうのだ。
「バーゼルワールド」のように、ウオッチとジュエリーの分野において、全ての異なる価格帯から幅広い範囲のカテゴリーまで網羅しているフェアは他にはなく、世界へ通じる大切なビジネスのプラットフォームとして存在している。既存の関係を促進することが可能であり、また新規開拓にも絶好のチャンスとなっていることは間違いない。これは、出展社、バイヤー、メディアなど全てにおいてトップクラスの人物が「バーゼルワールド」に向け動いているからこそ可能なことであり、「バーゼルワールド」ならではのチャンスが広がっている。
「バーゼルワールド」開催期間中、出展社は展示ホール外でも数多くのイベントを用意している場合も少なくない。展示ホール外で開催される製品やブランドのイベントは様々であり、夜遅くまで開催されることもしばしば。これは、フェア全体のムードを盛り上げる要因のひとつにもなっている。そこで昨年よりバーゼル市街中心に位置する場所に、ネットワークなどに使用可能な「バーゼルヴィレッジ」が建築され、安らぎの場として提供された。食事や飲み物などが用意されており、忙しい喧騒から離れ、落ちついた雰囲気の中で様々な利用が可能となっている。利用時間は夕方から深夜まで。会場からトラムで15分ほどの場所にある。
今春の「バーゼルワールド2008」には、既に卓越したウオッチとジュエリーのブランドが再び出展することが決定している。記録的なビジターの数字と売上高となり、成功裡に終えた昨年の「バーゼルワールド」を更に超えるフェアとなることが既に主催者側から示唆されており、ウオッチとジュエリーの分野における大切なフェアとして、最高の地位を築くことだろう。また、日本の多くの業界関係者がバーゼルワールドを訪れると思われるが、関係者全員がフェアへの期待を忘れてはならない。そして今春の4月3日から10日は、今からでも空けておいて下さいと主催者側は呼びかけている。 |