時計美術宝飾新聞社 LINK ジュエリー情報 WATCH情報 BASEL/SIHH情報 お問合せ ご購読のご案内 ごあいさつ



BASEL WORLD
時計の産みの親と称されるスイスの小さな街バーゼル市で開催される世界最大規模の時計・宝飾の見本市「バーゼルワールド」は、毎年3月〜4月に掛けて開催され、最も注目度の高い国際ウオッチ・フェアとして知られている。
世界的に知名度も高く、名高いスイス・ブランドの時計を中心に世界中から注目のウオッチ・ブランドが集まり、各ブランドの伝統と技が華やかに競われ世界各地で話題となっている。
最新のトレンド商品や新作などを紹介するバーゼル・フェアに合わせた新作造り・発表を行う企業も多く、その規模は16万平方メートル(4万8千坪)となっており、会場全体をラグジュアリーな雰囲気で包み込んでいる。
最新ウオッチは世界規模で出展され、新たなビジネス・チャンスや可能性との出会いがうずめきあい、世界45カ国からの2,100を越える出展社数と9万人を超す来場者で賑わい、メーカーとバイヤーを結びつけるフェアとして高い評価を得ている。
利便性の高い作りとなっている会場には、オリジナリティ溢れる各社のブースが立ち並び、それだけも見る価値のある出来栄えである。
日本を代表するウオッチ・メーカーのSEIKOとCITIZENもメイン会場に出展しており、日本らしい時計を毎年発表、多くの注目を集めている。また、多くのバイヤーも会場に訪れ、情報集めに欠かせないフェアとしている。
一般の入場も認めているフェアは、バイヤーのみならず注目度は高く、時計ファンの胸をも熱くしエキサイティングな時計の祭典となっている。
今年で35年目を迎えるバーゼル・フェアは伝統もさることながら、毎年益々のフェアの拡張と多様性の進化が望まれており、ウオッチの発展と共にフェアのあるべき姿に変えている。
昨年には、ジュエリーブランドのフロアーが新設された。グローバルなジュエリーのラグジュアリー・ブランドが集まる「ファーズト・アヴェニュー」が誕生し、活気溢れるホールと化していた。 
ウオッチに次いでジュエリーにおいても今後注目されることから2007年度の「ファースト・アヴェニュー」に期待が寄せられている。
今年2007年のバーゼルワールドの開催は、4月12日〜19日に行われる。
バーゼル・フェアの開催期間中、合わせて別会場で独自のフェアを開催するブランドもあり、目が離せない。