時計美術宝飾新聞社 LINK ジュエリー情報 WATCH情報 BASEL/SIHH情報 お問合せ ご購読のご案内 ごあいさつ




       

●48ヵ国・地域から2500社が出展して開かれた9月香港ジュエリー&ウオッチフェア

世界48カ国・地域から2500社の
ジュエリー企業が参加して、
「9月香港ジュエリー&ウオッチフェア」が
9月23日〜29日の1週間に
わたって 開催された。
世界三大ジュエリーフェアであり
アジア最大といわれる同フェアには、
今年も“ジュエリーのすべて”が展示され、
各国から4万名以上のバイヤーが訪れた。
 

●今年も大きな関心を集めたファインデザインパビリオン
  この「9月香港ジュエリー&ウオッチフェア」はCMPアジア主催によるジュエリーイベントで、香港コンベンション&エキジビションセンター(HKCEC)とアジアワールドエキスポ(AWE)の2つの会場を使用して行われた。

 今回25回目の開催という節目を迎えた同フェアは、年々規模を拡大、昨年からは新たに香港国際空港近くのAWEも会場に加え、総展示面積は8万平方メートルというビッグなものに成長を遂げている。

 19のナショナルパビリオンが設けられ、成長著しいインドやトルコも初めてパビリオンを形成した。日本からも100社以上が参加、海外進出を目指すパール企業や多くのデザイナーが出展、日本のジュエリーを強くアピールした。昨年に続き(社)日本ジュウリーデザイナー協会のメンバーもジェトロとの共同出展で、今回は16名のデザイナーが参加した。

 特に100近くの選りすぐられたジュエリーブランドのみが出展する「ファインデザインパビリオン」への関心は高く、多くの来場者がつめかけた。ここへ出展することは世界一流のジュエリーの証ともいえるが、日本からも梶光夫、MATSUZAKI、ブルース・ハーディングなどのデザイナーや柏圭、桑山、リッツなどが参加した。

 またメイン会場となるHKCECは現在改装中だが、今回は会場地下に「エキスポ・ドライブ・ホール」を設け、アントワープ、イスラエルといったダイヤモンド産業をリードする国々がパビリオンを形成した。

 

 フェアへの来場者は全体の55%以上が香港以外からという国際性豊かなイベントであり、今年も140カ国・地域からという多彩な国々のバイヤーが訪れたものと思われる。会期中にはまた、業界が抱えるさまざまな問題をテーマにしたセミナーやパールオークションなども開かれた。 

 会場のリニューアルは2009年には終了する予定で、その後はさらに規模が拡大され、新たなゾーンの誕生なども企画されている。

●恒例のオープニングセレモニー




| HOME |